政治経済

民間企業の社会人1年目が様々なトピックで言いたいこと言っちゃうブログです。

就活の全体像が概ね分かる「リアル就活体験記」(後編)

 前編では、1. 私について / 2. 就職活動(前半期)/ 3. 就職活動(中間期)について書きました。もし、まだ前編をお読みになっていない方は、前編からお読みください。

 では引き続き、私のリアルな就活体験記を晒しながら、就活について話していきます。

 

【就活の全体像が概ね分かる「リアル就活体験記」(後編)】

[目次]

  1. 就職活動(後半期)
  2. 就活全体を通しての総括
  3. スケジュール帳から忙しさを見る

 

1. 就職活動(後半期

後半期(4月下旬〜6月初め

 この時期はまさに就活の天王山であると思います。というのも、正式エントリーをした企業の本選考同然の面談や座談会などがあり、ここら辺からポロポロと持ち駒が減っていきます。ESやWEBテストでは100%に近い割合で通過していた人でも1社、2社とお祈りメールまたはサイレントという形で持ち駒が減っていくイメージです。

 上でも言った通り、この期間の選考は面談や座談会等となってくるので、ESやWEBテストといった、いわば自己完結形式のものから、相手がいての対話形式となってくるので、なかなか対策や準備もしづらくなります。

後半期で感じた言いたいこと 

 ・5月のスケジュールについて

 特に5月は6月の内定出しの1ヶ月前ということもあり、各企業の1次、2次、3次、4次面談などで大忙しです。

 私の正式エントリー企業数は17社で、そのうち、第一志望群と呼べる企業数は6社でした。企業数としては多くないように思いますが、それでも5月は大阪に21回も行きました。(月の7割は大阪に通っていたという計算ですね。)

 しかし、これは通った回数で、面談等の数でいうと40回ほどです。ちなみに、4月も23回ほど大阪に就活で通っていました。ここから分かる通り、4月と5月は相当忙しかったです。

・金銭面について 

 私は就活において体力的・精神的には大丈夫だったのですが、金銭面で大変でした。そりゃね、3月・4月・5月の3ヶ月間で50回以上も滋賀⇄大阪するのですから、単純計算でも10万円以上。そこに地下鉄代や面談と面談の待ち時間のカフェ代などで相当出費しました。笑

・面談結果通知について

 企業からの合否結果通知については度々議論になっていると思います。ここでは私の経験のみをもとにして書きますが、面談日から10日後とかに合格通知電話が来ることもあります。

 また、「非通知による着信」で結果通知をする企業も多くあります。その時、たまたま他社の説明会中だったとか、電車に乗車中だったなどの理由により出られない時もありました。基本的には電話に出られなかった場合は、2, 3回は掛け直してくれますが、1度だけ掛け直してくれなかったことがありました。(就活に慣れて来ると、時期とタイミング的に大体どこの企業から掛かってきたのかが分かりますのでね。笑)

 こういうこともあるので、この大事な時期には電話に敏感になり、できるだけ1回の着信で出られると安心です。

 

 

2. 就活全体を通しての総括

 前編の上段でも書きましたが、私の就活で内々定を頂いたのは2社(証券、生保)からでした。そのうちの1社が第1志望であったため、その時点で綺麗さっぱり他の企業の選考は辞退させて頂きました。

 「どれだけ内定をもらっても1社にしか行くことはできないから内定を複数持っていても自己満足にすぎない」という意見があります。それは確かにそう思います。結局、内定辞退をしなければならず、内定辞退にかかる精神的負担は逃げたくなるほどのものです。なので、むやみに内定を取りまくっても後々辛くなるだけだと個人的には思います。

 しかし、リスクマネジメント的観点から、「第一志望に近い企業からできるだけ多く内定をもらいたい」という考えがあることは理解できます。そのような考えの人に言いたいことは、「できるだけ早く就活してください」ということです。

 企業によっては夏季・秋季・冬季インターン等の参加学生に特典として、特別選考枠・待遇(早期選考、早期内々定出し等)を与えるところもあるようです。これを是とするのか非とするのかは別の議論として置いておき、内々定を多くもらうためにはこのような仕組みをちゃっかり利用して、効率よく就活をしていくのがオススメです。

 私は民間企業の夏季・秋季・冬季インターン等には行っていなかったので、全ての企業を一般的な選考で受けました。それでも特に支障や弊害は感じなかったのですが、強いていえば、6月1日・2日・3日の面接が被り出してきて、選考辞退せざるを得ない企業も出てきました。これではなかなか思うように複数企業からの内々定をもらうことは難しくなります。

 したがって、複数企業からの内々定を求め、時間があり、就活を高い優先順位に置くことができる学生は特典付インターンなどの仕組みを上手く利用し、効率的な就活をオススメします。

 

 

3. スケジュール帳から忙しさを見る

 ここでは就活の忙しさの変遷を視覚的に捉えてください。もちろん、就活の忙しさには個人差がありますので、あくまで私の就活はこんな感じでしたということです。

 ※一応、企業情報等も載っているので念のため薄くモザイク入れました。

・2月

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・3月

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・4月

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・5月

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 上のスケジュール帳で黒くなっているところの基本は大阪会場です。(※1割くらいは京都ですが。)

 若干分かりにくいかもしれませんが、2月⇨3月⇨4月⇨5月と時を経るごとに黒くなっていっているのが分かると思います。

 今3回生の人はこれから就活で忙しくなると思いますが、意外に楽しいものということを知ってください。今まで知らなかった業界が見えたり、他大学の就活仲間と仲良くなったり、尊敬できる社会人に出会えたり、その反対で学生よりバカやなと思う社会人に出会えたり、それはそれは色んなことがあります。是非、就活を楽しんでください。

 

 ちなみに、私の9月のスケジュール帳はこんな感じです。

・9月

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 なんやこれ。来年の9月でももっと入ってる人いるやろ。寂しすぎ。(※黄色いところバイト)

 

 

 以上が後編での内容分になります。ここまでお読み頂きありがとうございました。

 今後も就活についての記事を書いていくかもしれません。少しでも有益な記事を書けるように頑張ります。

 

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